2014年11月12日

ハネモノ(モ)太郎 オヌヌメVol.4 「ブージークラクション」

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さて大変ご好評を頂いております、ジニアス太郎 オヌヌメVol.4。このシリーズも今年ラストになります。本当は「いいちこ レモン果汁ちょい垂らし」にしようと思っていたんだけど、今年最後に俺の微弱なアル中話ってーのも何か酷すぎるなっつーことで、このバンドのことを書くことしやした。BUGY CRAXONE バギークラクションですね。ウソ、普通にBUGYはバギー(あの乗り物のね)なんだけど、これはブージークラクションと読むのである!ともう15年も頑に言い張っているそんなバンドについてです。

僕ね、もちろん音楽好きだし、心底好きな音楽、グループ、そんななまぬるい言葉も超えて、たぶん自分の人生まで影響を受けたもの、あれ聞いてなきゃ、今、こうはなってないよなって思うものまで、そりゃ多々ありますよ。だけど単純に、ほんと単純にさ、「ファンです」って言えるのはこのバンドだけなんだよね。
だから僕ね、嵐とか韓流とかおっかけるおばさん居るじゃん?あんなの全然馬鹿にできないの。東京に居る時最後の1年くらいはこのバンドの関東近郊のライブは全部見たんじゃないかな?マジで完全に追っかけだよ!乙女の瞳でさ(笑)オジ乙女ですよ。だけど、そんな奇行やこのバンドのことってほとんど友達にも言ったことないし、ものすごく俺の深層部分ですよ、レッツゴーガレージですよ、これは。それをいきなりブログに書いちゃうけどね(笑)いや〜ん。

長いよ(真顔)

今から10年以上前、独りでやたらめったらにライブハウスに行って「ウォッカトニックのウォッカ大盛り」って言って、バーカウンターのバイトの子を困らせるという荒行をしていた時期がありました。ライブはおもしろいし、酔っぱらえるし、安いし、最高なんだよね。ああいう地下で鳴っている音楽というのは<大人の事情>が入っていないから、確かに未完成なものも多いんだけど、その余地の部分がすごく気持ち良かったりするんですよ。それにライブって言葉にならない瞬間がふいにおとずれたりするんだ。間違いなくそこにいる全員が同じ想いを共有できてるなって確信できる瞬間が。あのさ、バラエティとかで昔、せまい透明なボックスにタレント入れて、風船膨らませるようなやつあったじゃないですか?あー!あぶない!あぶない!バクハツする〜!

バン!!!! 

し〜ん、みたいな。で、そのバクハツした後の静寂って、あれ、みんなで共有してない? その瞬間、違うこと考えられる人って居る?たぶん居ないでしょ?やたらめったらライブ見てると、そういう瞬間にたまに出くわすんですよ。

何が起こったんだ?今?的な。

後のことでも、先のことでもない、ほんとにその瞬間以外のものがなにもない瞬間。僕が思うにロックンロールは究極的には全部そこ目指してるんだと思うし、ライブハウスで鳴る音楽は後でも先でもないっていうその純度が高いんですよ。でっかくなればなるほどいろんなものが混ざってこざる得ないんだと思う。
その小さな空間でそこに命をかけている連中、その世界に住んでいる人ってさ、いろんなことが中途半端な自分にしてみたら、すごく美しくみえるんですよ。ロクデナシだろうが、ほんとにこの人これしかないんだな、って思わせるような人オンパレードで。
だから当時、音を聞きにいくっていう感覚よりも、美しいものを目に入れにいく感覚、背すじ伸ばして茶室にぽつねんと生けてある花を見に行く感覚ですよ、マジで。ウォツカ片手で半分目も開いてないんだけど、たぶん(笑)

で、本題のブージークラクション、女性ボーカルのロックバンドなんですが、たぶんスペシャでPVを見て知ったんだったよな。音っていうようよりボーカルの人の着ていた緑のVネックの服がかっこ良くて。今では音はもちろん好きなんだけど、音のこととか僕がいちいち書いてもねっつーのもあるし。今回はそれ以外のことを書きます。

このバンドの魅力はなんだろ?一言では言えないわ、説明できない。ハマるだけの魅力は自分にとってはあるんだけど、あえて言うなら、クソ真面目なところ?(ぽっ)およそロックバンドを好きになる理由としてはしょっぱいかもしれませんが、まぁ、話を聞きなさい。

男ってさ、結局、女々しいじゃん。家だってさ、ムラのほうがよっぽどパサッとしてるときあるもん。男って、プライドと言い訳の生き物だからさ。ぐちぐちとうるせーんだよ、特に俺(笑)このバンドのボーカルのすずきさんの書く詩って、ばっさりバサバサなの。特に昔のは。一貫して自分に対するシニカルで乾いた視線があるわけ。わたし全然ダメじゃん!がはははは!以上。みたいな。それが他人から見ると厳しすぎるくらい厳しいんだよなぁ。。。

よく憶えているのが、メンバーが変わってちょっと停滞した時期があったんだよね。そんな時に見にいったんだけど、サウンドチェックからなんとなく雰囲気がばっさりバサバサで、MCは当時ほとんどしなかったんだけど、確かライブで唯一のMCが「(ぼそぼそと)えー今後の予定は、、、、ありません。そんな情けないバンドなんですが、、、」そんなに自分に厳しくしないで〜って、オジ乙女、うるうる、泣きながら、両手を胸の前で合わせてみた記憶がある(笑) 

「完璧な敗北 人生は上々 ハッタリかましていこうよ」

ね? 人生さ、ハッタリかましてなんぼですよ、佐波くん。これ男だったら「完璧な敗北 人生は上々 ハッタリかましていこうよ」の後に言い訳が入ったり、根拠のない希望を付け加えるんだよ「そうさ、でも、こんな俺だっていつかは絶対店長さん 一人酒がやけに滲みる夜 おまえに会いたい」とかなんとかさ。とにかくうるせーんだよ、ぐちぐちと。ちなみにこの曲聴いてから、俺、ハッタリかまして、がんばってコーヒーに砂糖入れてないから。

で、実際はどんなバンドなのか見てみましょう。僕がブラックを飲むようになったきっかけの曲は5分ぐらいから。




どうでしたでしょうか? とにかく、ほんの数年前は「ま、俺は好きだけどね」っていうバンドだったんですよ。カッコいいんだけど、あくまでもそれはパーソナルな範疇に留まる域のものだっていうのもよくわかっている。良くも悪くもくくってしまえるような音楽だったんだよね。ぶっちゃけ、その頃は地底の歌です(笑)ところが「心血みどろだ」って唄ってた彼女が(それにしても「心血みどろ」ってすごくない?)、「また心がどうとか言うのさ」とか言い出したと思ったら、「ふつーなわたしたちのハッピーな毎日」だってさ。
それ全然ふつーじゃねぇよ、っつー(笑)だけど、とうとう地上のことを歌うようになったんですよ。また、どんどん、いい意味で「わや」になってきていて、もっか爆進中(ちなみにメンバー全員北海道です)

地底と地上があってはじめてにんげん   けいご

最近AERAで宮沢りえと糸井重里の対談あったんだけど見た人居る?もうしわけないけど糸井重里が子供に見えるくらい宮沢りえの言ってることがすばらしくてさ、なんて言ってたかな?苦境はごちそう、つらければつらいほど、、、栄養があるって。すごくない?つらいときに立ち向かう勇気っていうかさ、食べちゃお!っていう感覚? 俺、最近のすずきさんの最近の変わり様見て、あぁ、この人も完食したんだなって思ったよ。昔の音を求めるファンも実は多いんだけど、そのリアルに勝るロックンロールがありましょうか?それ以上にドキドキするロックンロールがございましょうか?ノンフィクション。普通、器用な人だったらバイアスかけるんだろうけど、今はそのままさらけ出しちゃってて、そしてその人となりの表現に見事に昇華されてる。と言ったら褒め過ぎ?(笑)

だって、普通ロックンロールってキチガイの方が有利だからね。「オレはミミズともヤレる男なんだぜ」そんな世界において「性格は弱いというか悪いと思うの(どんなカミングアウトだよ(笑))」なんて唄いはじめちゃったらそれはあるそれは意味パンクですよ。
歌詞のモチーフだって最近はかなり特殊な世界になってきてるよな。暮らしがモチーフになってるロックってある?「そろそろお茶にしよう」とかさ。普通ロックって生活感なくない?何年か後には「ギミー白湯」とか言ってる可能性も否定できないくらい。言うなれば「クウネルロック」 えっ!マジでこれいいんでない? 
昔ラウドにやってた頃よりも、ふつーに自分達にとってのふつーのことやりだした今の方が際立ってるというのがおもしろいよなー。北風と太陽というか、とうとう自分達のオリジナルなスタイル見つけたんだな〜って。ファンとしてうれしいわ(ぽっ)

で、今だったらですよ、このバンドを人に心底オヌヌメできるわけですよ。勝手に想像するに、ここを見てくれているような人だったら、このバンドは当たらずとも、遠からずっていう確信があるんですよ。いや〜ほんと、こういう感じ好きな人結構多いと思うけどな〜ここ。

こぼれ話として、誰にも言ったことないんだけど、オラ、このバンド好きすぎて、すごくシンクロ(オモイコミ)が多いの!

最初にビックリしたのが、自分のやった全てのデザインの中でロボ宙「銀河飯店」のジャケデザインが一番好きなんだけど、当時はこのバンドのこと知らなくてさ、何年か前かな、たまたまロッキンオンジャパンの「銀河飯店」のレビューをなつかしく読んでページめくったら、このバンドのレニューがぴったりと真裏だったんですよ!それを発見した時の衝撃と言ったら!すら〜、オジ乙女、小便ダダ漏れ。

あと、あと、聞いて!聞いて!発売前の新譜の歌詞がわかるという特技もあるのよ〜(くねくね)それもこのブログとかに、何気なく書いた言葉とか、写真ね。ほんと何気なくだから、かなり脈略がないのか「あの写真はなんなんですか?」ってコメント書いてくれた人も居たけど。あの、パンにジャムのっけてる写真がそうなんですが、そんなのが二度や三度じゃないわけですよ。

で、今年の初夏に出たアルバム。あ、今回はそういえばそういうのなかったな〜って思ってたんだよね。ところがあったんだよ、だいぶあとになって気づいたんだけど、気づいたときブラック吹いた(笑)

職場でライヤーゲーム(っていうの?)風の、最初のホラをひたすら膨らませるっていう遊びを同僚の一人としていて、「Sくん、こんなところにずっと居るなんてうんざりだからさ、俺、商売始めようと思ってるんだよ」「えーいいっすね 何やるんすか?」「鍋の汁にさざ波ができるくらい爆音でDUBがかかっている日本酒オンリーのおでん屋か、熟女キャバクラがいいと思っているんだよ」「その熟女キャバクラってのはキャバレーとは違うんすか?」「う〜ん、そこまで突っ込まないように」「へい」「もし君もやる気があるんならホールまかせるよ」「マジっすか?結構自分メロンやフルーツ系安く仕入れられるルート知ってますよ ところで名前とか決まってるんすか」「きまってるよ、おでん屋は「さざなみ」熟女キャバクラは最初「シワシワ」って思いついたんだけど、それじゃあんまりだってんで「シュワシュワ」にしようかなって思ってるんだ。

で、この春、オラずっと「シュワシュワのマスター」って言われてたんだよね。

その前知識を入れてこの曲を聞いてみてください。さぁ、何処で出てくるかな?たぶんこんな感じみんな好きなんじゃないかな?ちなみに僕は今回のアルバムでは「わかってきたよ」がすごく気持ちよくて一番好き。



さて、実はこのバンド、ただいまツアー中なんですよ、背筋を伸ばしたいかたは是非ともライブハウスにどうぞ。みんな勘違いしてるけど、ライブハウスはけして怖いところじゃないよ〜。オラが保証します。ミミズとヤッちゃう奴なんて居ませんことよ〜。

だけど猫のお乳を吸うマネして喜んでいる変態は居るかもしれません(俺)




posted by ハネモノ(モ)マーケット at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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