

いやいやみなさん、調子はどうですか?わたくし?わたくしはまだ副交感神経優勢。イースタンユースの吉野さんが「桜を見るとうれしいというより何故か悲しくなる」というようなことをMCで言っていたそうですが、オラも完全にそのクチ。飲酒量も増える。自分のそのひねくれ具合を呪いつつも、もう五月も中旬、そうも言ってもいられないつーことで、リハビリがてらに先月高知に行ったことなどを書きたいと思いますよ。
ここ長い間見てくれている人だったら一度は見たことあると思う、この「居酒屋 にこみちゃん」。高知で友達がやっているお店なんですが、そこにとうとう行くことができた〜!
ムラを置き去りにして(笑)
俺はさらりとそういうことができちゃう男だもんで、各方面から非難ごうごうなんですが、これはオラぐらいの器があってはじめて成せる技。平成の男子はけしてマネをしないように。君ぐらいの器だと一発ジエンドとなります。ま、でも、ぶっちゃけ言うとやっぱり二人の方が楽しいは楽しいよね。楽しければ楽しいほどよぎるよ。
だから旅の途中は、山の上、寒風の中、ストーブにあたって指を温めつつマフラーを編みながら夫の帰りを待つ嫁のことは逆に出来るだけ考えないようにしている。だってさ、オラが今楽しめなかったら元も子もねぇべさ?
なーみん? 一方高知では。
この看板見てよ。すごくない? 元々あったお店の看板の裏に書いたのはいいんだけど、電気点けたら透けちゃいました的な(笑)これを直そうとしないつーところが、まーぼー(店主)すごいよ。いや、ちっともすごくないか?(笑)いまだにお客さんにこういう「やれてないテイスト」については説教されるらしい。
高知のみなさん、これは「やれてない風」なんですよ(笑)

ウチはパンクやき高知の男はつまらん!
そう言いながらお嫁さんはファックサインを鼻の中に。まーぼー、本当にいい人と結婚出来てよかった。まーぼーがすごく楽しそうに暮らしているのが見られてよかったよ。ナチャラルな多幸感出てました。
二人にはすごくお世話になった。最初の晩の〆は何故か二人でダムドを聞いたね。あれはいい思い出だ。

ま、とにかく、もう本当に長い間ここに来たかったからさ、その二人の多幸感を浴びながら、ついに参上したにこみちゃんは、こっちも至福つーか、なんだろ?ほんと泣きそうになった、にこみなのに。それは、たぶんアレだ。そう、春のせい(笑)




オラがどんな想いでこれを口に運んでいたか。は、けして他人にはわかるまい。いや、けしてわかってくれるな(笑)
富良野にこういうお店できないかな?
そんなわけで、そんな風に呑んでる時でも、まー、話しかけられる、話しかけられる。まーせっかく遠くから来たんやき、焼酎呑みなさい!おごられる、おごられる。
なんでも「けいちゃんのにんにくの豚バラ巻き」というメニューが昨年にあったらしく、あー、あんた、あのけいちゃんかい! あれは美味かった!と。作る身にとってはこれ以上にテンションの上がることってないよな。高知から帰ってさっそく鬼石灰をかましたのも、この晩に芽生えた言うなれば使命感のなせる技。
事前情報では高知って失業率って高いだとか、男は働かないだとか、そういうネガティブな内容だったんだけど、街全体がそんな感じがまるでしなくて、逆に元気一杯。稼いだ分はとっとと使うという気風みたいね。それで経済が上手い具合に廻っている。店の外で勘定を俺に払わせろ!って真剣に喧嘩してるってさ。だから小さい街なのに津々浦々まで飲み屋の数がハンパない。しかも全部生きてる、潰れてない。呑んべぇにとっては天国みたいなところ。午前中から酔っぱらいが見られるのは日本では吉祥寺のいせやと高知のひろめ市場なのだ!つーくらいなもんで。もちろんかつお食べました。塩ね。ポン酢じゃなくて。かなりスモーキーで。案の定、めちゃくちゃ美味くてさ!まーぼー情報で冷凍を使うお店と生のお店があって、やっぱり生の方が美味かった!
横ではおばさん同士が午前中からかつおをつまみにジョッキ飲み干してるしさ。なんでも女子会なんつーのは高知では昔からあたりまえのことなんですと。高知の女性は口からニンニクの臭いが漂ってるくらいじゃないと、イケてないらしい(笑)でも、ほんとみんな元気です。

これは全面的に支持するね。
人間関係でもラーメンでも酒でもパンツでも、もちブログでも。
たっすいがは、いかん!
たっすい、つまり薄い、のはダメだってことね。オラも濃厚ごんぶとおかわりで人生乗り切りたいものです。ただし女子のパンティだけはスケスケキボンヌ←なになに?死語だって?うるせー知ってるよ!(人に突っ込まれるのが何よりも嫌いなハネモノ太郎なのであった)
なんでも某ドライビールに対するアンサーがこれらしいです。高知ってみんな日本酒を飲むイメージがあったけど、とにかくみんなビールだね。
ひろめ市場は何回か行ったし、深夜バス乗り込む直前までにこみちゃんで呑んでたり、とにかくほんと呑まさった! 高知は俺にとってはあまりにいいところで真剣に帰りたくなかった。ムラごめん。
深夜バスって生まれて初体験だったんですが、そんなに辛くなかったかも。だけど酔って大いびきかいてたかも。隣の人ごめん。
ま、高知の話が長くなったんで、その後に向かった東京の話はさらりといくけどさ、東京もまー呑まさった。その大トリ(笑)の晩。十一夜連続痛飲生活のフィナーレ。
オラ、富良野に来てちょうど十年なんですけど、ちょうど十年前にこのお店でみんなに送別会をやってもらったんですよ。それで十年ってことでこれはやるしかないなってことで、自分発起で(笑)数人来てくれればいいかなって思ってたら、こんなに来てくれてさ。ありがたいつーか、みんな無事に生きててよかった! これからはそれが何よりになってくるねマジで。
亀井画伯からはシャンパンも届くしさ。それも2本。気が利いているつーか、大人だよな。亀井、みんな感心してたよ。ケニーが手慣れた感じで以下参照。

見よ!この女っ気の無さ(笑)

↑俺の薬師丸ひろ子の口部分のモノマネも、もはやそう言われてもわからないくらい錆び付いている。
みんないい歳なんだけど、このメンツはここでは終わるわけない。

あといつもだと嫁なり彼女なりフォローしなけりゃならない人が居るけど、この晩はオールフリー。昔っていつもこんな感じだったよな。こんなに綺麗じゃなかったけど。



結局十一夜連続深酒のフィナーレは朝まで。じぇじぇじぇ!
男同士でもやっぱり話すのは嫁のこと(笑)最終的にはいかにおのおのの嫁を大切できるか、それを確認しあった夜だったような気がします(笑)俺さもう朝まで酒呑む元気は自分にはないと思ってたんだけど、全然イケるわ!いいんだか、悪いんだかわかんないけど、まだまだこんな夜が過ごせるうちは大丈夫。

ロボさん、最後までありがとね〜。
ま、そのまま寝ないで(眠れないで)夕方の飛行機にのって、富良野についたのは結構夜中の12時に近かったんだけど、それまでどんな風に帰ろうか考えてたんだよね。一応ギャグ的なことを。いろいろと。罪悪感みたいなものも若干ありますし(笑)、なんとかご機嫌をとる方向で。たとえば。
けいご、ただいま帰りました〜(のりおのつくつくぼうしで)
こんな感じかな。
だけどドア開いた瞬間に言う隙も与えてもらえなかった。いきなり開口一番。
酒くさっ!!
ムラにそういわれて、オラの痛飲夢の旅は本当に終わった気がしました。
おしまい。